和の國創業110周年記念「春の宴」

皆さま、こんにちは。着物923(くにさん)です。
昨晩、京都から帰ってきました。
京都では、仕入れをしたり、お客様のご注文を手配したり、お客様とご一緒に、祇園のお店でお食事をさせてもらったり、と本当に充実した時間でした。

そして、昨日は秘密基地にも潜入することができました。また、機会があればお話しできたらと思いますが、「何でも勉強だな〜」と深く感じた3時間でした。。。

さて、今日から仕事始めですが、掃除などなどしていたら、早速にお客様にお越しいただいたりで、あっという間の一日でした。
今月8日には、きものサロン和の國創業110周年記念「春の宴」KKRホテル熊本で予定しています。
その際に、世界一の尺八演奏家・藤山弘山先生の演奏とともに、春の歌を歌ったりして過ごす予定なので、その演目の歌詞カードもできました。

しかしながら、ブログをご覧の皆さまに「春の宴」のお知らせしていないことに気づきました🥵
その背景にある想いを、綴らせていただきました。
もし良かったらお目通しください。

 

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春の兆しを感じる今日この頃、
皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
私共「和の國」は、本年、創業百十周年という大きな節目を迎えました。
大正五年、祖父母の創業より、この熊本の地で歩みを続けてこられたのも、
ひとえに皆様お一人おひとりの温かな支えがあったからこそでございます。
本当にありがとうございます。

今、静かに振り返って思うことがあります。
もしも三十三年前、「きもの宣言」をしていなかったら、
今の私はもちろん、「和の國」も存在していなかったかもしれません。

若い方からは「時代劇に出てくる人」と言われる始末。
毎日を着物で過ごし、その肌触りや温もり、
日本人としての誇りを身をもって感じていなければ、あまりの逆風に心が折れ、
別の道へと舵を切っていたのではないか……そんな気がしてならないのです。

けれど、「一生、着物と生きる」と退路を断ち、毎日を着物と共に過ごしました。
「温故知新」――古きを訪ね、新しきを知る。
その言葉通り、先人たちが守ってきた伝統に身を投じたことで、新たな光が見えてきたのです。

「形から入ると心が整ってくる」とあるように、
着心地の良さを追求した先に待っていたのは、職人の魂が宿る「手仕事の着物」でした。
言葉少なに、ただひたすら仕事に丹精込める職人さんの着物に袖を通すことができて本当にありがたく思います。
本物の着物は、背筋を優しく伸ばし、何かに守られているような安心感と豊かさを与えてくれています。

そして何より、毎日の暮らしの中に「美」があることを、私に教えてくれました。
それは、手仕事の温もり、てまひま、季節を感じる心、和を尊ぶ心、ほっこり感、ねぎらい
日本人が大切にしてきた美徳が、一枚の着物の中に静かに息づいているのです。

手仕事きものを守り、和の心を育んでいくこと」
——これが、私たちに与えられた天命です。

人の温もりが届きにくい今だからこそ、着物を通して日本の心を再発見し、
ともに豊かな人生を歩んでいきたいと願っております。
どうか、これからも変わらぬお力添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 きものサロン和の國三代目茨木國夫
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当日は、皆さまとともに、「和のひととき」を分かち合いたいと思っております。
もしご覧いただいて、「私、参加しよう!」と思ってくださったら、僕の携帯までご一報いただけたらありがたいです。
飛び上がって、喜びます😀

季節の変わり目、どうぞご自愛ください。
今日も一日、ありがとうございました。 拝

着物923(くにさん):📱090-3600-9495