初の伊勢神宮参拝で思うこと

皆さま、こんばんは。着物923(くにさん)です。
近々「梅雨入り」となりそうな天気予報のようですが、お変わりございませんか?
京都出張から帰って3日目。やっと日常の和の國に戻り、元気にお仕事させてもらっています。
月初は、ゆり女将と2泊3日で京都に仕入れに行ってきました。1泊2日が多いのですが、今回は一泊増やして、かの伊勢神宮に参拝をしてきました。そのきっかけは、和の國にお越しになった宮司さまより、オススメいただいたからです。
道中記を短めに書くつもりでしたが、やや長文となりました。お時間のある時にでもお付き合いください。
6月2日(月) 曇り京都泊
マイカーにて自宅6時10発〜ANA 熊本:7時35発〜伊丹空港〜京都駅(高速バス)へ。
京都出張の際は、地下鉄などの公共機関を利用しながら仕入れ先さんを廻るのですが、今回は、京都駅近くのMKレンタカーを利用しました。洛風林さんなど場所が離れているのですが、車なら最短で動けます。お客様のご注文の商品を探したり、秋冬物を仕入れたりと、丁度10件の仕入れ先さんを段取り良く廻ることができました。
6月3日(火)雨伊勢市泊
2日目は雨。。。朝から本降りとなっていました。近くのローソンに、ホテルの傘を借りて傘を買いに行きました。そこで、女性の定員さんがなんと、裏から傘を持ってきて「これ使ってください❣️」とのこと。早や、伊勢神宮のご利益か?
仕入れ先に2件寄って、11時台の近鉄電車にて伊勢を目指しました。
事前の予定では、京都連泊。二日目に日帰りで伊勢に行く予定でしたが、お天気を見て変更。中日は伊勢泊としました。午後3時前にはホテルにチェックインし、スーツケースを預けて早速行動開始です。「お伊勢参りは外宮(げくう)から」という仕入れ先さんの情報を元に、傘をさして、ゆっくりと外宮参道を歩き、伊勢神宮の歴史や文化について学べる「せんぐう館」で知識を深め、外宮本殿などを参拝させていただきました。
6月4日(水)快晴
早朝よりJRにて夫婦岩のある二見ヶ浦へ。そして20分のバス移動後、天皇の祖先とも崇められる天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする「皇大神宮(内宮)」へと足を進めました。その後は、おかげ横丁で赤福餅、伊勢うどん、手ごね寿司などを食し、胃袋をも満たされていきます。猿田彦神社にも立ち寄り、近鉄の「伊勢志摩ライナー」に乗り、京都経由で大阪伊丹空港へ。熊本行き最終便(ANA 19時40発)で、自宅に着いたのは21時半過ぎでした。。。
「百聞は一見にしかず」と言う諺がありますが、本当に行ってよかったです。
正直、「勿体無いことをするな〜」と他人事に思っていた式年遷宮ですが、そんな小生の価値観が根底からくつがえりました。
その日のジャーナルには、「尊ぶ」「はぐくむ」「いとなみ」「守る」の言葉を書き残していました。
1000年以上途切れず続けていったその証として、限りある命やものを、永遠なものへと昇華させ、日本人の心の中に刻み込んでいったのでしょう。。。
伊勢神宮は、神を崇め、自然を崇拝し、共に生きることの大事さを語りかけてくれているような気がしています。だからこそ、日本人の心のふるさととも言えるのでしょう。
・「20年に一度の式年遷宮があるからこそ、日本の心が守り育まれる。」
・「伊勢神宮がある限り、着物も必ず残る!」
・「日本人で、本当に良かった!」
・・・と、心から思いました。
いつもありがとうございます。