母の日に俳句をかさねて…。

今日は母の日です。母が亡くなって4年になります。
ゆえに、「母の日の存在」を、正直、あまり嬉しくない日と思っていました。
しかし、今年は違います。少しは、しのぶことができるようになりました。
今年一月、月いち開催の「益城論語教室」(山口仁義先生主宰)の学びを通して、「わたしは墓のなかにいない」という坂村真民先生の詩に出会うことができたからです。
【わたしは墓のなかにはいない】坂村真民
妻よ 三人の子よ
法要もいらぬ 墓まいりもいらぬ
わたしは墓の下にはいないんだ
虫が鳴いていたら それがわたしかも知れぬ
鳥が呼んでいたら それがわたしかも知れぬ
魚が泳いでいたら それがわたしかも知れぬ
花が咲いていたら それがわたしかも知れぬ
わたしはいたるところに いろいろな姿をして
とびまわっているのだ
墓のなかなどに
じっとしてはいないことを知っておくれ
おかげさまで、亡母が側にいてくれている。守ってくれている感覚を感じることができています。
生前の母は、俳句が好きでした。
僕も句を詠んでみました。。。
「母の日に 若葉色濃く 影深し」
いつもありがとうございます。