4月8日の花祭りは、➕プラス

皆さま、こんにちは。着物923(くにさん)です。
昨日9日と本日10日は、2日続けて入学式の訪問着の着付けをさせていただきました。いずれも、ホンマモン(糊糸目友禅)の着物なので、お顔写りも素敵で控えめながらも美しさが映えていました。
昨日のお昼は、広島からのお客様と会長さんと「山の幸ランチ」を楽しみました。YouTubeでのご縁を頂いてからですが、わざわざ広島⇨熊本まで新幹線でお越しいただくって本当にありがたいな〜と、カミさんと手を合わせました🙏
一昨日、結婚37年目の記念日は丁度火曜日で定休日でしたので予定を立てていました。
①「わらび&ふき摘み」、
②カミさんの実家よりたけのこいただいて、
③「司ロイヤルホテルで特別ランチ」です。
3つの予定、とても良かったのですが、思いがけず、プラスの良きことが4つありました。
プラス①:わらび摘みの場所から車で約10分、「隈部氏館跡」に行くことができました。看板はよく目にしていたのですが、山鹿市菊鹿町上永野にあった戦国時代の日本の城跡。熊本市内(金峰山)や雲仙普賢岳が目の前に広がる中で、春の空気をお腹いっぱい吸うことができました。
プラス②:「わらび&ふき摘み」に加え、「タラの芽」をカミさんが発見!おかげさまで、夕食のひとメニューに「タラの芽の天ぷら」と「キビナゴの天ぷら」が追加されました。生まれたてのタラの芽は、少し苦味のある優しい春の味でした。
プラス③:熊本で初めての内閣総理大臣となった、山鹿市鹿本町出身の清浦奎吾の偉業を伝える清浦記念館に行くことができました。そもそも、知人が清浦奎吾翁の軸を持っていて、その話は聞いていました。まさかまさか、カミさんの実家から「司ロイヤルホテル」への道中にあるなんて、びっくりでした。
清浦奎吾翁のモットーに常に「四恩」を忘れずとあります。四恩とは、「親の恩」「先輩の恩」「朋友・同僚の恩」「時世の恩」を言うそうで、清廉潔白、高風清節の士としての生涯は、頭が下がるばかり。「爪の垢を煎じて」という言葉が浮かんできました。愛用の品々一つに天皇から贈られた「有田焼の菊紋皿」はまぶたにしっかりと焼きついています。
プラス④:司ロイヤルホテル・清田中国料理長のお料理に舌づづみを打ちました。2〜3度テーブルにまでお顔出しいただき、意気投合。お料理はもちろんのこと、清田料理長の生き方、人柄にも触れ、楽しみな今後になりました。
また、メニューの横に料理の効能なども書かれていて、食べながら「医食同源」を味わいました。
1)ダマスクローズ・バラドリンク
2)馬肉燻製と車海老
3)上海蟹とふかひれロワイヤル
4)えぞ鮑の金砂チリソース風味・・・特に絶品でした😄
5)サーロイン トリフ ステーキ
6)蓮葉蒸しご飯(もち米)
7)チャイナスイーツ(お写真)
ご縁を大事に、少人数でも「浴衣で集う広東料理」か何か、できたら良いな〜と思いを巡らしています。
帰りに「手作りラー油」をいただいたのですが、僕が作ったラー油とは雲泥の差。味に深みが違うのは当然のことです。中国料理の奥深さをも垣間見ることができました。
味噌を作ったり、ぬか漬けなど簡単な和食は作ったりするのですが、将来的には中華まで手料理が広がりそうです。その理由はまた何かの際にお話しさせてください。
おかげさまで、一昨日の4月8日「花祭りの日」は、満タンになるような一日を過ごすことができました。僕は着物だけの生活33年目、着物が教えてくれたことは無限にあります。「散る桜 残る桜も 散る桜」という名句もあります。いつかは、みんな散って浄土へと帰っていきます。生きている「今」と「ご縁」を大事に、ご一緒に四季を愛で、日本人としての誇りを胸に「衣」「食」「住」を楽しんでいきたいものです。
いつもありがとうございます。
追伸:
⭐️4月 12日(土) 午前10時〜「YouTube着付けライブレッスン」(第2土曜日)
近まってまいりました😄
ぜひ、ライブでご覧いただけるとありがたいです。
⭐️4月20日(日) 午後4時〜 「和らぎ茶の湯」(第3日曜日)
⭐️4月27日(日)暮れ六つ 「YouTube着物プラス (夫婦ライブ)」(第4日曜日)