「湯文字」をフルオーダーで製作します

こんばんは。ゆりです。
このところ寒い日が続きましたね。今日は、日差しの強さは感じるものの、まだまだ肌寒かったです。いよいよ明日から春の陽気になるようで、楽しみです。
ここ最近、着物や帯のご用命に加え、「あずま袋」や、オリジナルの「トートバッグ」のご注文もいただいています。加えて、「湯文字 (ゆもじ)」のご用命がありましたので、今日はそのお話です。まずは、お問い合わせいただいたメールをご覧ください🙇
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(前略)
「和で幸せになる三十三箇条」を拝読致しまして、とても共感することばかりで楽しみながら読ませて頂きました。
有り難うございます!
さて、そこでお伺いたいことがあります。
私も息子を妊娠した前から着物生活をし、着付けも習わず色んな着方やグッズを試行錯誤しながら早20年ほ どになり、下着は湯文字を使用しております。
そこで、茨木さまが藍染めのふんどしをお使いになられていて販売もされて いるとありましたので、 湯文字も藍染でお取り扱いがないだろうかと、 期待を込めてお問い合わせした次第です。
(後略)
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「湯文字」、あまり聞きなれない名だと思いますが、この「湯文字」というのは、ウイキペディアにて「女性の和服の下着の一種。腰巻とも呼ばれる。巻きスカートのように腰部から膝までをおおう下着であり、裾除けの下に着用する。」と記されています。
私は35年以上、呉服屋に携わっております。しかし、名称は知ってるものの、記憶としてはご縁のなかったアイテムです。ましてや、藍染生地でのご要望です。あいにく、湯文字に使用できる「本藍染の生地」はきらしており、藍染屋さんにご連絡させていただきながら、お客様(たかこ様)とも、寸法のことやお見積りなど、数回のやりとりを重ねさせていただきました。
結果、これから本藍染生地をご用意して、図のようなフルオーダーの湯文字を製作することになりました。「楽しみにお待ちしております。」とのお言葉もいただいています😄 ご期待に添えるよう、「こだわりの湯文字」を製作してまいります。
あずま袋の生地と、オリジナルバッグ製作の生地は、お客様の大切な思い出の生地をお預かりしています。素敵な作品作りのお手伝いできますことを、私も楽しみにしっかりと進めてまいります。
本日もご覧いただきまして、ありがとうございます。
追伸:
本文の中で出てきました、着物923の2冊目の著書「和で幸福になる三十三箇条」は、和の國のネットショップや、アマゾンで求めることができます。國さん、渾身の本です。ぜひ、読んでみてください🙏