袴(はかま)姿で気をつけること”3つ”

袴姿 着付けのコツ

こんにちは。ゆりです。
昨日は朝からホテル日航熊本で、「ご結納の式」の出張着付けをさせていただきました。
ホテル内に、男性・女性それぞれの更衣室があり、ホテルご利用の際にはご自由に利用ができるので、とても便利です。着付け後、ホテル内の美容室へ向かわれました。

ご家族皆様で、人生の記念日を、お着物姿でより特別感を持ってお祝いされるお姿は、素敵な思い出になられることと思います。
本当におめでとうございました🎊

先日は、卒業式シーズンでもあるので「袴の所作」の動画をアップさせていただきました。
袴姿の時のお着物は、訪問着・付下げ・色無地・小紋など、お好みで良いのです。卒業生の袴姿で一番豪華・華やかなお着物が、お振袖姿に袴となります。

そのお振袖に袴姿の場合が、気を付ける部分が2つあります。
まず1つ目が、お袖は長いということです。
2つ目が、袴の丈がとっても長いということです。

3つ目が、袴の後ろ側を引っ張らないということです。

ちょっとかがむだけでも、床に、袖や袴のすそが付きます。

後ろ側の袴は帯の上に乗っているのですが、引っ張りすぎると落ちやすくなります。

今回の「袴のお作法の動画」は、お振袖に袴姿で撮影しました。

お振袖に袴の場合は、1番目にお袖を気にかけます。袴のすそは二の次です。

 

今回のようなお振袖ではなく、訪問着や・色無地などの袖の短いお着物の場合は、袴を気に掛ければ良いです。袴のすそ周りが汚れないようにすることはもちろんですが、腰掛ける時の注意が必要です。

それは、椅子に座ったり、車に乗ったりする時に、後ろの袴をお尻で引っ張ってしまうこともあるからです。後ろ側の袴にゆとりを持ってお尻をのせる感じです。

お着物姿の時は、何をするにも、急いだり慌てたりせずに、一呼吸おいて、ゆっくり座る、ゆっくり乗るようにすると、着崩れすることもなく、素敵な仕草につながります。

私も今回、お振袖に袴姿という着用を通して色々と勉強になりました。これからも「シンプル着付け」で喜んでいただけますよう頑張ります。今日もご覧いただきまして、ありがとうございます。

袴姿 着付けのコツ

 

追伸:明日11日火曜日は定休日をいただいています。
また、12日からよろしくお願いいたします。

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Posted by 着物923