世にも嬉しい京都の仕入れタイム

室町の加納織物

月初の京都出張から、元気よく帰ってきて、今日からまた1週間がスタートした着物923(くにさん)です。
寒の戻りとなっていますが、月初・京都の仕入れタイムはいつもと違ったものとなりました。良かったらお付き合いください。

京都に上ると、同業者とお会いします。東京をはじめとして全国の専門店さんは、ある面ライバルでもあります。しかし、今回は、関西にお店を構える同業の方と、丸一日以上一緒に過ごすことができました。そのほんまモンの先輩とは、20年以上前に京都・室町の加納織物さんの「沖縄研修旅行」で出会いました。まさに、加納さんが取り持ってくださったご縁。 そして、そのご縁が今回、ふくらみました😄

昨晩は、祇園で一献。そして、3月3日の朝は四条烏丸にあるホテルで先輩と待ち合わせして、まずは加納さんの「染織工芸作家展」に出向きました。「おなじみ?」の行列ができる展示会です。それぞれに、好みの品をゲットでき、嬉しさと喜びが2倍になりました。余談ですが、僕たちは、20年以上参加していますが、顔ぶれもだいぶ変わったな〜と思います。

染織工芸作家展
奥が作家展会場。10時の開門前に説明を聞き、クジを引いて並びます

 

 

 

 

 

 

 

木の芽起こしの雨ではありましたが、その後も、染め屋さん、帯の専門問屋さんなど、トータル11件を精力的に回りました。
いつもは一人だったり、カミさんと一緒だったりするのですが、先輩と一緒なので、仕入れや目利きの勉強にもなります。また、先輩のお口添えで数年ご無沙汰している仕入れ先に出向き、お客様のご要望の品を探し当てたりすることもできました。

同業者でも、正直、なかなか仕入れ先や価値観が合う方は少ないのですが、ほんまモンの先輩との仕入れ先周りは、とてもとても楽しいものでした。もちろん、お昼もご一緒させていただき、まるで竹馬の友と一緒に過ごしているかのような感覚になりました。

いつもありがとうございます。

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