「大人の絵本サロン」での発見!

和の國は、水曜日が1週間のスタート、今日睦月15日は「小正月」です。小正月の日に小豆を食べ邪気を払い無病息災を祈るとあります。古来より小豆には、魔除けのチカラがあるとされていたようですね。
親父も好きだし、和の國でも「小豆」を炊こうかと思っていたら、和菓子をたくさんいただいたので、小豆はやめにして、「あづき」を小正月に炊くという「気づき」をシェアさせていただきました。
作家の吉田成子さんの句に「松の木に 明るき雨や 小正月」とあります。こうやって季節の句を苦もなく読める感性ってすごいことだと思います。
さて、ボクは昨年の11月からフリーアナウンサー・森田真奈美さんの「大人の絵本サロン」を受講しています。「素直に、子どもの感性をやしないたい!」と思ったからです。そのおかげで図書館にも行くようになりました。落語の絵本に「寿限無(じゅげむ)」があったり、型絵染の雄・柚木沙弥郎さんが絵本(雨ニモマケズ)を描かれていたりと、知らないことを知れる喜びが重なっていきます。
昨日がそのサロンの受講日で、長崎書店の2階で行われました。森田先生が情感たっぷりに朗読なさった絵本の一つに、「すべてのひとに石がひつよう」というタイトルのものがありました。ふと、「すべてのひとに着物がひつよう」と言い換えてみました😀 いつか、そのタイトルで文章を書きたいと思いました。
同じ受講仲間のニックネーム「くれる」さんは、オススメの絵本「その手がおぼえてる」を朗読してくださいました。お声、絵本の内容もさることながら、タイトルに深い深い感銘をうけました。。。
本当に、本当に、その手は覚えています。
亡くなる3日ほど前のおっかさんの手は、シワと骨が大半を占めていましたが、まさに愛の手そのものでした。。。
洗いはりをしてふっくらとした結城紬に触れた時の手、その優しさや温かみは別格です。ずっと触れていたくなります。
「大人の絵本サロン」での発見や気づきは、日常を豊かに彩ってくれます!
いつもありがとうございます。