『あきない世傳(せいでん) 金と銀』⇨模様替え!

【和の國店内 アフター】

2025年1月23日

和の國は火曜日が定休日なので、本日8日水曜日が1週間の仕事始まりとなります。

昨年11月から、髙田郁さんの時代小説のシリーズである『あきない世傳(せいでん) 金と銀』を読んでいます。「買うての幸い売っての幸せ」商いの道を通して人生を切り開く、女性の細腕一代記です。本格的に小説を読むのは20代以来なので、約40年ぶり。ここ数十年は、自己啓発書やビジネス書ばかりでした。

きっかけは、室町の加納荘五郎社長さん。「勉強にもなるし、とても面白い本なので、ぜひ!」とのことでした。着物ライターの安達絵里子さまも、一押しの本です。尊敬するお二人のお薦めでしたので、読んでみると感動的でもあり、商いの勉強にもなります。

その文庫本も、六巻へと読み進んでいます。お江戸に新店舗を出そうとする時に、「どうやったらお客様に喜んでもらえるか?」とずっと思案しているシーンがありました。そこで、今一度、ボクもしっかり考えてみました。

降りてきたのは、「右側と左側を逆にしてみては?」というアイデアです。ご来店いただいたお客様が店内に入られて右側からご覧いただくので、手に取りやすい品(足袋、バッグ、帯〆など)をいちばんに。そして、左側を畳の間(着付け)にしようということです。

早速、店内の模様替えにトライしてみました。
重くて抱えられない程の畳の台を二人で動かすのが大変でしたが、何とか移動し終えました。
ある面、カミさんがボクのご意見版でもありますが、「良い感じ」と言ってくれたので安堵しました!
畳の間は、丁度店内店頭のディスプレイの後ろになるので、隠れ家のような感じもします。

【和の國店内 ビフォー】

 

【和の國店内 アフター】

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そして「もっとこうしたらいいよ!」などアドバイスも大歓迎です😀
いつもありがとうございます。 @着物923